セプタリアンは、外見から恐竜の卵との名がありますが、二種類の鉱石が長い年月をかけて、混合してできた、大地とのかかわりあいも、非常に深く、パワーストーンの力もあります。形成から一億五千万年も経過していることから、この石には、人間関係の絆を深めたり、大きな力が備わっております。セプタリアンについて、詳しく調べてみました。
セプタリアンについて
人々は長い人生を生きていくうえで、仕事や、恋愛など大きな転換期が必ずと言ってよいほど訪れてきます。このような時期に人々はどのような道が最善か判断できずに迷います。この際に、セプタリアンを持つことによって、迷うことなく確実に適正な道を選びだして支援されます。
爬虫類の中でも恐竜の卵のように見える外見から、ドラゴンストーンと呼ばれています。セプタリアンは持ち主の運命を正しく導く能力が非常に強く、挫折しそうになった人に力強い、支援をし、前進させる働きをします。
セプタリアンの歴史
セプタリアンの歴史は驚くほど古くて、地球上に恐竜が出現したり、また鳥類が出現した、今から1億5000万年前の、中生代、ジュラ紀に地球の地殻変動や、火山の噴火などにより、形成されたのが始まりです。化石では、有名なアンモナイトが出現しております。 「泥灰岩」の和名の通り、砂や化石が堆積して、石化したものです。
セプタリアンの生成は、古代の生物の死骸が海底に固まっているようなところに、火山の噴火で液状の溶岩流が覆いつくします。そのまま塊になって冷却するときに、石はひび割れます。この自然に行われる作用が長い年月、繰り返されて生成され、複雑な模様の石となったのです。主な産地は、モロッコ 、メキシコ、マダガスカルです。
産出量が世界中でも、非常に少ない鉱物ですから、 パワーストーン としての希少価値が高く、流通量も多くありません。
セプタリアンの特徴
セプタリアンは、 アラゴナイト( なごみ石とも呼ばれている)とカルサイト(方解石)の2種類の、どちらも炭酸カルシウムから生成されている、鉱物が混合物となってできます。これに時には、カルセドニーが加わる場合もあります。カルサイトの硬度3、アラゴナイトは硬度3.5~4.0でアラゴナイトのほうが硬度が高くなっています。
アラゴナイトも カルサイトも別々にパワーストーンでの人気が高い石であります。人気のあるものどうしが混合して、セプタリアンとして生成されており、 茶色い部分がアラゴナイト、淡い黄色の部分がカルサイトとなります。二つの色と石の持つ性質の違いが、同居することにより派生した面白さがあります。
セプタリアン の鉱物説明
セプタリアンの和名は、「泥灰岩」でありますが、その生成期は、一億五千万年前の、恐竜・アンモナイトなどの繁栄していた時代が始まりです。その生成のメカニズムは、 海底にある粘土質の石がひび割れを起こして、その上に生物の死骸が堆積し、その上に炭酸カルシウムが主成分の溶岩流が覆いつくして冷却してできたものです。
このために鉱物が採掘されたときにまれに化石が取り込まれているものもあります。 アラゴナイトで茶色のものは、カルサイトの結晶が薄い皮膜となり生成したものなのです。鉱物としての硬度は、3~4なので鉱物としては、低く柔らかな石になります。やわらかい石ですから、慎重に取り扱う必要があります。
セプタリアンの意味や効果
セプタリアンは 、生成の過程を考えても二つのパワーストーンが混合したものですから、「コミュニケーション」・ 「絆」・ 「結束」・「繋がり」という意味を強く持っております。このようにすべてが人間関係を良くする、方向に働く石ですから、多くの人に愛用されています。
人とのコミュニケーション能力を高めてくれますから、人見知りや、引っ込み思案、人とうまく付き合えない、付き合い下手な人には、効果があります。また絆の示すところでは、恋人、友人や家族など、身近な人との絆が深くなります。確かな力で円満になるように働いてくれます。
その他深い癒しの力も備えていますので、心身共に弱った時など、心強い味方として働きます。心に前向きなエネルギーを与える力もありまして、落ち込んでいる心を励まして、元気にして、積極的な方向へと進めてくれます。その上に強い勇気を植え付けてくれますので、精神的にも自信を持つ力となります。
セプタリアンのキーワード
石言葉は、 「絆」 ・「大地」・ 「親しみ」 ・「力強さ」・「繋がり」などです。生成期が一億五千万年前も前にできただけあり、地球上に根付いたような、力のある言葉が並び、地上からのエネルギーを秘めているような、大きな力を持って、持ち主に作用することで、人間関係をより良い方向に導てくれるでしょう。
セプタリアンのスピリチュアルエネルギー
生成の歴史的な過程から、地球のエネルギーを大いに受けている石なので、セプタリアンは様々な力を備えています。持ち主が、落ち込んでいても、強い癒しを込めて作用し、コミュニケーションにも強く、サポートします、他人とうまくコンタクトがとれて、きずなも深く結ばれます。
セプタリアンのヒーリング効果
セプタリアンは、印象的な外見から、おおらかさを感じさせられますが、非常に高い安心感が得られるので期待している効果があります。さらには、精神が疲弊しているようなときには、心強い作用を発揮してくれますので、心が不安定な時には大いに助けとなってくれます。
セプタリアンと相性の良い石
ガーデンクォーツ との組み合わせ
仕事運向上に作用するガーデンクオーツとの相性は仕事の成功につながります。仕事への判断力が的確になり、チャンスをとらえる力となるので、仕事で成功したい人には必要となります。
サンストーン との組み合わせ
自信喪失を取り戻す効果がある、サンストーンとの組み合わせは、自己の力を上昇させて、それが自然に、自信になって、行動が積極的になります。
アポフィライト との組み合わせ
恋愛や仕事に関しての諸々の不安感や焦燥感、加えては対人関係の改善を図りたいようなときに、この取り組みは力を与えてくれるでしょう。災難に見舞われたりして、運が悪いように感じたときに、運気向上に力添えしてくれます。
ガーネットとの組み合わせ
愛や、努力が確実に実るなど、この組み合わせは、素晴らしいものがあります。恋愛をしても告白の勇気が出せない人に、強い後押しをしてくれます。恋の成就に結び付く事になるでしょう。
レッドファントムクォーツ との組み合わせ
持ち主の力を高くしてくれる レッドファントムクォーツは、セプタリアンとの組み合わせで 、自己を表現する力が、アップし、他人の評価が良くなります。
セプタリアンのお手入れ方法
セプタリアンの浄化には、 セージ、月光浴、日光浴 、クラスター、流水、いずれの方法でも問題なくできます。
ホワイトセージによる浄化方法
セプタリアンの見かけや、状態が悪くなったと、気が付いたときにこの浄化をします。 ホワイトセージの葉を燃やしたら、手で扇いで火を消します。この火を消したすぐ後に、葉から、生ずる白い煙にセプタリアンを当てます。何回も繰り返して、力が甦るようになれば、浄化は完全に行えております。
月光による浄化方法
月光による浄化方法は、いたって簡単です。月夜に、月光の光を受けるところに、セプタリアンを置き、しかも寝る前光の当たる場所に置けば、朝には石は、浄化されて、すぐに使用できるのです。セプタリアンの疲労が特に激しいときには、月が満月の日に、光を浴びさせる方法での浄化がより効果があります。
月の光が最も強い満月の力で、最大のエネルギーを得られ、浄化も最大に行えます。この時、月光の清らかな力で、しかも最大値のエネルギーが石に蓄積できます。
水晶クラスターによる浄化方法
硬度が 3.5~4.0なので石といっても比較的に柔らかいので、直接的に手を触れないで浄化することができる、 水晶クラスターでの浄化が安全です。これはセプタリアン 水晶クラスターの上にただ置いておくだけで、浄化が完全に、加えてパワーチャージもできるのですから簡単です。
使用した日に、帰宅したらすぐに、用意してある、水晶クラスターの上に、疲れたセプタリアンを置いて、一晩たつと翌朝には回復した状態になりますので、まめに行う人は毎日でも行えます。
日光浴による浄化方法
セプタリアンの浄化方法の中でも最も簡単な方法です。疲れたストーンを日光浴するだけで、エネルギーの充電と浄化が共にできます。午前中の太陽光のやわらかい間がベストタイムです。日光浴の時間は,10~15分くらいでもOKです。普通の日光浴は、2~3時間で完了するとよいでしょう。