オブシディアン（黒曜石：obsidian quartz）は魔除け厄除けとして、悪縁を断つことにより本当の自分を取り戻し、冷静な判断力で本質を見抜く力を与えてくれます。仕事運UPに適したパワーストーンで、男性にも人気のある天然石です。光沢のある黒い石で、古代では鏡として使われ、武器としても使われていました。現代ではハイブランドのアクセサリーとしても用いられています。こちらのオブシディアンのパワーストーンとしての効果と意味をご紹介していきます。
オブシディアンについて
オブシディアンは本来の底力を引き出すパワーがあります。本質や未来を見抜く力がある為、リーダーシップを発揮する際の判断力や、自分にも他者にも正しく動かせる力を与えてくるパワーストーンです。
光沢がある黒い石の表面に浮き出る様々な混合物からも、未来を見通せる力があると古代の人は考え、身につけていたと言われています。その他にも、古代の人々は、磨いて光沢を出したオブシディアンを鏡のようにして、魔除けにも使ったと言われています。別の使い方としては、武器として矢や刃物として使われていました。
和名は黒曜石（こくようせき）、溶岩が急速に冷えて固まった天然ガラスです。基本的には黒や灰色をしていますが、黒をベースにレインボーや赤みがかったものが混ざっているものがあります。光沢があり、光の当たりかたで混ざった色が浮き出たりします。
有名なところでは、さそり座のパワーストーンのひとつでもあります。さらには、オブシディアン（黒曜石～こくようせき～）は、ジブリ作品のもののけ姫にも出てきます。アシタカがサンに渡すペンダントです。
オブシディアンの種類は、スノーフレーク オブシディアン・スパイダーウェブオブシディアン・ゴールデン オブシディアン・フラワー オブシディアン・レインボー オブシディアン・マホガニー オブシディアン・ファイヤー オブシディアンと色々な種類があります。
オブシディアンの原産地は、メキシコやアメリカ、ニュージーランド、カナダですが、日本でも北海道の十勝地方でも多く見られ十勝石ともいわれています。オブシディアンの和名は黒曜石（こくようせき）ですが、十勝石（とかちいし）も同じ石とゆうことになります。
オブシディアンの意味
オブシディアンの石の名前の由来は発見者のオプシウスさんの名前が由来となっています。和名は、見た目が光沢がありその美しさからも黒曜石と言われています。オブシディアンは外部からのマイナスのエネルギーを寄せ付けない力を持ち、精神的に強さをもたらすパワーストーンなのですが、とてもパワーが強い為、一時的ではありますが浄化作用により持ち主の弱さが出てきてしますこともあります。
過去の封印していたトラウマが浮かんできたり、目を背けていた過去も表面化してきてしまう場合もあるのですが、石を信じて持ち続ける事により、本当の強さがついて、自信を持つことができます。すべて膿をだした持ち主がさらにパワーアップできるように力を貸してくれます。
オブシディアンの歴史
オブシディアン（黒曜石～こくようせき～）はおよそ５万年ほど前に、火山の溶岩が急速に冷えて出来た天然ガラスです。古代の人々はこの石の鋭さに気づき、石器時代には狩りの為の武器や矢、刃物として使われていました。オプシディアンは、石器以外でも鏡や魔除け、占いに使われていたといわれています。
また古代メキシコでは、オブシディアンを砕いて粉末にして傷口につけて痛み止めの薬としても使われていたようです。古代の人々は黒くて美しい光沢のあるこのオブシディアンは武器として、また鏡や宝飾品として用いていました。現代でも、ハイブランドのアクセサリーとしても用いられてます。とても神秘できですね。
オブシディアンの特徴
オプシディアンが特に得意とするのは「悪縁を断つ」ことです。これはパワーストーンとしては珍しく。「縁切り石」ともいわれています。ストーカーや因縁をつけてくる人、マウンティング等してくるなど、出来るだけ関わりたくないまたは違和感を感じる人などから縁を切りたいと思っているときに力を発揮します。
また、自分の良くない習慣や、辞めたいと思ってるけどなかなかやめられないような依存的な習慣がある時などオブシディアンは力を貸してくれるでしょう。
【オブシディアンの種類】
◆スノーフレークオブシディアン◆
オブシディアンは溶岩が急激に冷えたときにできる天然ガラスですが、その際の状況で、黒や灰色の天然ガラスの中に白い雪のような模様を内包しているのもを「スノーフレークオブシディアン」といいます。
◆スパイダーウェブオブシディアン◆
スパイダーウェブオブシディアンは、黒や灰色の天然ガラスの中に蜘蛛の巣のような模様が入っています。
この模様は、原石の状態ではわかりづらく、磨き上げていると模様が浮き出てくるので同じ模様はない貴重な石と言われています。
◆ゴールデンオブシディアン◆
オブシディアン中でも金色の輝きを放つものがゴールデンオブシディアンです。金色の輝きは、石の中に含まれている模様からも見ることができます。オブシディアンのなかで最も有名で、効果を発揮してくれる石です。
◆フラワーオブシディアン◆
フラワーオブシディアンは、黒や濃い灰色の中に花のような模様ができているもので、別名を（花黒曜石～はなこくようせき～）ともいわれています。和食器のような美しい模様のものもあります。
◆レインボーオブシディアン◆
レインボーオブシディアンは、黒や灰色の石に光が当たった際に緑や黄色などのレインボーカラーが出るもので、龍やハート型など彫刻品も作られています。
◆マホガニーオブシディアン◆
マホガニーオブシディアンは、酸化した鉄の色が現れて赤茶色をしています。流通しているものが少ないので見つけ出すのが難しいかもしれません。
◆ファイヤーオブシディアン◆
ファイヤー オブシディアンもあまり流通しているものがすくない為、出会えるチャンスが難しい希少な石です。黒い石からレインボーカラーや金色の輝きを放ちます。
オブシディアンの効果
黒い石には魔除けの効果があるといわれています。オブシディアンの他にも、有名なところでは、モリオン（黒水晶）とオニキス（黒瑪瑙～くろめのう～）があげられます。その中でも、オプシディアンは火山の溶岩が元で作られた石なので、不要なものを取り払うしパワーが大きいです。
魔除けや厄除け、そして「悪縁を断つ」縁切り石ともいわれています。マイナスな感情も取り払ってくれて、自分に対しても他人に対しても直観力や判断力が高まり本来の姿が見えてくるでしょう。その結果、持ち主に本当に必要な人間関係や環境を与えてくれる力となってくれます。黒い石なので、男性も持ちやすいです。
スピリチュアルのエネルギー
オブシディアンはとてもパワーの強い石なので、オブシディアンを自分の手元に迎えた際に、注意が必要です。数日間は、持ち主の中にあるマイナスな感情を取り除くため、今まで溜まっていた過去の思い出したくない感情や邪気、トラウマを膿のように出しきろうとするため、その間は変な夢をみたり、なんだかモヤモヤとした嫌な感情にとらわれてしまうかもしれません。
しかし、数日間にその膿をだしきれてからの好転反応後は、本当の自分の姿を取り戻し、ネガティブなエネルギーからは身を守ってくれて、自信がついてパワーアップします。仕事の人間関係には特に力を貸してくれるでしょう。
効果を高める組み合わせ
同じ黒い石のオニキスもお守り効果が相乗効果でアップしてポジティブ思考に。スモーキークォーツはマイナスのエネルギーを取り除くスピードをアップしてくれます。ホークスアイは現実的なリーダーシップを発揮することに力を貸してくれるでしょう。
オブシディアンのお手入れ方法
オブシディアンは、自らの浄化作用があるといわれていますが、持ち主のために一生懸命にパワーを発揮してくれているので感謝の気持ちは忘れずに大切に扱ってください。
変色してしまう可能性があるので、塩以外の浄化をおすすめします。
毎日できるものとしては、寝室で水晶クラスターやさざれ石の上において寝ると習慣づければ浄化を忘れることはないと思います。
日光浴の浄化方法は、太陽のエネルギーが強力な午前中の太陽光を当ててあげてください。
太陽のエネルギーで充電させてあげるイメージで行ってください。
月光浴の浄化方法は、日光浴と同様に月の光をあてて、エネルギーをチャージしてあげてください。
満月の光が最適ですので満月に近くなってきたら月光浴はおすすめです。
ホワイトセージは煙にくぐらせるので、炎は消して煙にパワーストーンをくぐらせてください。
音による浄化方法は、クリスタルチューナーで高周波の音をパワーストーンに聞かせてあげるものです。
この高周波でパワーストーンが溜め込んだマイナスのエネルギーを解き放してくれます。
