【ムーンストーンの価値 完全ガイド】7つの偽物の見分け方

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引用元:https://www.bizoux.jp/

恋愛成就や仕事運アップなど、種類によって様々な効果をもたらしてくれるムーンストーン。月のように神秘的な見た目でもあるので、パワーストーンの中でもかなり人気の宝石のひとつです。しかし貴重な宝石のため市場では偽物が出回っていることが多い宝石でもあります。

お守りやオシャレとして宝石を身につけるなら、本物に巡り合いたいですよね。本物のムーンストーンを買いたいと思っている人、持っているムーンストーンを見分けたい人はぜひ記事を参考にしてみてください。

ムーンストーンの偽物とは?

ムーンストーンの偽物とは?
引用元:https://www.bizoux.jp/

鉱山が閉鎖してしまったムーンストーンは、現在産出されにくくなり大変貴重な宝石として扱われています。そのためムーンストーンの偽物は結構世に出回っているようです。ガラス玉やビーズにそれらしい着色をして売っていたり、人造石にシラーのような模様を書いていたり。

ムーンストーンは恋愛運や仕事運など、パワーストーンとしても効果の高い宝石です。特に女性に人気の宝石なので、本物かどうかを確かめたいという人が多いでしょう。今回は項目ごとにムーンストーンの本物と偽物の見分け方をまとめたのでぜひご覧ください。

偽物と本物の見分け方

宝石が本物なのかどうか見分ける方法は様々です。紫外線ライトを当てたり、貼り合わせがないか宝石をいろんな箇所から見たりなど。今回はムーンストーンの見分け方のポイントを7つに分けてご紹介します。ムーンストーンの購入の際にぜひ参考にしてみてください。

色の違い

色の違い
引用元:https://www.rakuten.co.jp/?l2-id=shop_header_logo

ピンクやブルー、オレンジ、レインボーカラーなど多種多様な色があるムーンストーンは、全て所々透明感のあるぼんやりとした色をしています。もし色がくすんでいたり色が鮮やか過ぎた場合は偽物の可能性が高く、ガラス玉や人造石に色付けをして加工しているだけの代物といえるでしょう。

精巧に作られているものだと、上手にムーンストーンのシラーを表現しているものもあるので見分けにくくなっています。そしてムーンストーン天然石なので石によって微妙に色味が異なる場合があり、見分ける際に意識して見てください。似ている宝石をムーンストーンとして売り出している場合もあります。

ラブラドライトという宝石はレインボームーンストーンに近しい見た目の宝石です。虹のような色合いやコロンとしているところが類似して間違いやすいです。手に入りやすい価格でもあるので、知らずに購入されている人も多い可能性があります。見分け方としては、色を見るのが一番簡単で手っ取り早いです。

本物は青白い色をしているのに対し、見方を変えると青だったり七色だったりと、色を変えるラブラドライトは不思議な色をしています。同じ長石の仲間であるラブラドライトは、条件を満たせばムーンストーンという名前で販売することが可能なので、完全に偽物というわけではありません。

しかし本物を見分けたい時に役立つので覚えておくと便利です。

透明度

本当のムーンストーンは、半透明もしくは乳白色の少し濁った透明度をしています。作り物は天然石の微妙な透明感を表現するのが難しく、綺麗すぎるものや透明度の高い場合は偽物の可能性が高いです。

よく偽物が出回る石でオレンジムーンストーンという種類がありますが、本物は少し燻んでいるので、やけに透明度の高いものは人工石かガラス玉だと思って良いでしょう。サンストーンというパワーストーンは、オレンジムーンストーンと類似しています。

しかしクリアで明度の高い見た目をしているので、意外と見分けやすいです。意識して見ると違いがわかりやすい宝石でもあるので確かめてみてください。

シラーの輝き

シラーは、光の加減で青くも白くも見えるぼんやりとした不思議な輝きをしています。偽物はシラーの光具合や石の質感がかなり異なるので、本物とぜひ見比べてみてください。

人工石にシラーのような模様を塗ったものをムーンストーンとしている可能性もあるので、光にかざすなどして本物かどうか確かめる方法もあります。ちなみにムーンストーンの中でも青白く本当の月のようなシラーが出ているものを、ロイヤルブルームーンストーンと呼びます。

ロイヤルブルームーンストーンは最高級品で、セレブや有名人からも好まれている宝石です。さらに似ている宝石として、サンストーンがオレンジムーンストーンの代わりとして売られていることが多いです。内包物によってサンストーンはクラックのような模様が見えます。

オレンジムーンストーンには代わりに細かいラメのような煌めきが含まれているので、よく見れば見分けることが可能です。本物のオレンジムーンストーンを求めている人は参考にしてみてください。

不純物や欠陥

シラーの輝き 1
引用元:http://bellpieri.shop-pro.jp/

色ガラスでムーンストーンを作った場合、気泡が入る可能性が高いので素人の目でも見分けることができます。またムーンストーンは壊れやすい宝石でもあるので、欠陥がみられる場合もあることを覚えておきましょう。

不純物や欠陥が多いほどたしかに価値は下がりますが、必ず偽物というわけではないので不純物や欠陥で見分けるのは大変難しいです。

ムーンストーンの硬さ

大変脆く傷つきやすいムーンストーンは何層も重なり合って形成されている石なので、衝撃を与えると簡単に破損してしまいます。そのため叩いても落としてもなかなか壊れないムーンストーンがあれば、それは偽物の可能性が高いので気を付けましょう。

またプラスチックのように、明らかに石とは違う材質の偽物もムーンストーンには存在します。その場合は硬さというより、重さでみた方が見分けやすくて良いです。偽物の方が軽いのですぐに見分けられるでしょう。

価格

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引用元:https://www.fdcp.co.jp/4c-jewelry/

現在ムーンストーンは、産出されにくくなっていて大変貴重で高級品として扱われています。代わりによく売られているのがラブラドライトやペリステライトです。この2つの価格はそこまで高くないです。

しかしアクセサリーなど加工の仕方によっては高値で売られてる場合があるので、価格だけで見分けることは素人には難しいでしょう。ちなみに、ムーンストーンではなくても一定の条件を達成すればムーンストーンの名で売ることが容認されているので、この場合は偽物という扱いにはなりません。

よくラブラドライトやペリステライトなのにムーンストーンという名前で販売されているのはこのためです。ムーンストーンと名乗っても良い条件としては、地色がクリアで澄んでいること・青いシラーを発していることが条件となります。

専門家の鑑定

専門家の鑑定
引用元:https://www.photo-ac.com/

ムーンストーンの偽物を見分けるのはとても難しいです。ガラス玉に色を塗っただけのものなら素人でも見分けられますが、人工石や他の宝石を使った加工をされると専門家にしかわからなくなってしまいます。なので見分けたいムーンストーンは専門家の鑑定士にお願いした方が適切です。

専門家の鑑定士ならルーペや紫外線ライトなど、宝石を見分けるための道具を使ってしっかり鑑定してくれます。お店によっては無料で鑑定してくれる所もあるので、一度試してみてください。そしてムーンストーンと並ぶとほとんど見分けがつかない宝石があります。

ペリステライトという宝石です。見た目もぼんやりとした光具合がとても似ていて、素人の目ではほとんど見分けがつきません。そういった場合は自分の目で見るより鑑定士に頼った方が良いでしょう。専門の鑑定士ならわずかな物質の違いも見分けてくれます。

ムーンストーンの偽物の見分け方 まとめ

偽物は素人の目で判断するのが難しいものや、一目でわかるほど簡単な作りをしているものまであります。判断が難しいものは始めから専門家の鑑定士に見てもらうのがおすすめです。今回は偽物の見分け方を7つご紹介しました。

普段身につけているムーンストーン、もしくは買おうとしているムーンストーンが気になる人はぜひ活用してみてください。

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