アメジストはパワーストーンとしては、最も世界的に知られている天然石ですが。恋愛、愛といったテーマにおいて、長い歴史に裏付けされた効果や力のあるパワーストーンです。アメジストのパワー・効果を最大化させるためにも日頃のお手入れと浄化は欠かせません。エネルギーを常に満たしてあげるためにも正しい浄化方法をご紹介します。
なぜ浄化をするのか
浄化とは?
「パワーストーンの浄化」というのは、聞いたことがある方もいると思いますが、浄化というものを深くご存じの方は少ないのではないでしょうか?パワーストーンの浄化とは、簡単に言えばエネルギーを掃除することです。パワーストーンの中にあるマイナスなエネルギーなどを取り除く浄化を「0(ゼロ)浄化」といい、良い気を集め吸収させることを「チャージ浄化」といいます。
浄化の必要性
パワーストーンの浄化は、とても重要な効果があります。パワーストーンは周りのエネルギーの流れを察知する能力に優れています。店舗から購入したり、誰かにプレゼントしたり自分が贈られたりしますね。また、常に身につけたりすることで色々な思念や環境を通り、絶えず様々な影響を受けています。
そこでパワーストーンに蓄積されたマイナスエネルギーや負のパワーを取り除くことで、溜まってしまった良くないものをリセットしキレイにする事で、本来のパワーを発揮することが出来るようになります。
浄化にはどんな効果があるのか
浄化をすることで、天然石が元気を取り戻し、本来の持っている効果を最大限発揮できるようになります。アメジストは幸せな恋愛や結婚、絆を強くするなどの意味があり、恋愛成就として身につけられている方が多くいらっしゃいます。浄化することで本当の輝きを取り戻し、自身が望む幸福な道へ進むのを全力でサポートしてくれるでしょう。
浄化をしないとどんどんアメジストは陰り、お守りとしての効果は全くなくなってしまうかもしれません。ただ身につけるだけではなく、時には浄化をしあるべき姿に戻しましょう。
アメジスト 浄化方法
水晶での浄化
浄化の中で一番ポピュラーで簡単にできる方法が水晶を使用しての浄化です。さざれや原石など、使用する水晶はどんなかたちのものでも構いません。原石はその上にアメジストを置きます。さざれ石の場合、アメジストを埋めるようにして設置します。
最低でも半日から一日、可能であれば3日程度は置いておきましょう。水晶で浄化することでb,クリアなエネルギーをチャージしてくれます。
水での浄化
天然の川や、穏やかな流れの水流での浄化が良しとされていますが、自宅の水道でも可能です。ポイントは、水を流し続けることです。大体1時間~2時間程度流水にアメジストをさらしますが、強力な浄化効果を得たいのであれば、一晩は流水にさらしておくと良いでしょう。
寝ている間に水での浄化をする場合、アメジストが流されてしまわないように注意します。また、アクセサリー類では、貴金属部分などが水で劣化してしまう可能性もありますので、長時間の放置は避けたほうが良いでしょう。
塩水・塩での浄化
塩での浄化というのは、日本独自のものです。昔から日本では清めのものとして塩が使われてきました。盛り塩やお清めの塩などが代表的なものですね。使用する塩は天然の自然塩がオススメです。粗塩でも構いません。まず塩を容器に敷き詰め、その上にアメジストを置きます。強く浄化をしたい場合は、柔らかめの布で包塩の中に埋め数時間おいておきます。使用した塩は再利用などせず、そのまま処分します。勿体ない感じもしますが、アメジストの穢れや邪気などを吸収しているのでそのまま捨てましょう。塩の浄化は非常に強力なので、他の方法で満足できなかった場合にすると、更に石の力が蘇ります。
セージでの浄化
ネイティブアメリカンが身体や空間の浄化、病気などの治療で用いた方法です。特にホワイトセージが浄化の効果が強くなります。ホワイトセージを焚き、その煙にアメジストをくぐらせる浄化方法です。これはアメジストの浄化だけでなく、いい香りでリラックス効果もあるので、自身の心や身体の疲労も癒やしてくれます。頻度を高くしすぎると、セージの煙でアメジストに陰りがでてしまうので、注意しましょう。
月光浴での浄化
月の光とは神秘の力に満ちています。そんな月の穏やかな輝きでアメジストの浄化をしましょう。満月や新月のタイミングが一番月の力が満ちているタイミングですが、満ち欠けの時期でも浄化はできます。夜から早朝にかけ、月の光が当たる場所へ置いておきます。また、光に当たらなくても、窓辺などにアメジストを置き一晩気にふれさせることでも浄化の効果があります。アメジストは愛の石なので、月のパワーを特に好みますし、月の光を浴びせるだけと簡単にできるので、忙しい方にもおすすめの浄化方法です。
音による浄化
音叉や民族楽器、ヒーリングミュージックやチベッタンベルなどをアメジストに聞かせることで、浄化を促す方法です。天然石は、特定の波長で振動しています。ヒーリングパワーの高い清らかな音を聞かせることで、共鳴現象を起こし、振動を浄化してくれます。聞かせる音が清浄なものであれば、なんでもよいとされていますが、一番おすすめと言われているものが、クリスタルチューナーと呼ばれる音叉の一種です。このクリスタルチューナーは一度鳴らすと長い間鳴り続けるので、途中でやめずに、音が終わるまで聞かせてください。
植物による浄化
観葉植物などのそばに、石をおいておくだけとシンプルな方法となります。観葉植物には元々ヒーリング効果があり、マイナスイオンを放出しています。そのため、部屋に飾っておくだけで部屋の除菌や消臭効果などがあり、有害な物質を取り除いてくれます。
なので、私達にとっても健康増進作用があり、素晴らしい癒やしの効果があります。そんな植物のヒーリングパワーを取り込むことで、アメジストは本来の力を取り戻すでしょう。一晩もあれば、元気な状態に復活するはずです。また、寿命を迎えたアメジストを土に埋めることで、植物がイキイキとと蘇るという素敵な効果もあります。
土に埋める浄化
天然石は元は自然界のものです。なので、アメジストの浄化においても、土に埋めるというのはとても強力な浄化方法になります。土の中に埋めることでエネルギーや記憶を全てゼロにし、アメジストをリセットさせた状態にします。新しく叶えたい願いができたときや、誰かにプレゼントされた時に行うと効果的です。誰かが踏んでしまうような場所は避けてください。庭の片隅や、吉方位の人に汚染されていない場所を選び、一晩埋めておきます。
ヒーリングアートによる浄化
ヒーリングアートとは、その名の通り癒やしの効果があるアートのことです。心のバランスや安定をもたらし、日々のいらいらやストレスを軽減してくれるものの前にアメジストをおいておきます。また、アートと石の相性もありとても重要です。アメジストは愛情の石ですので、愛の溢れる恋愛系のアートの前に置いておくと良いでしょう。
言霊での浄化
パワーストーンはとても神秘的で不思議なものです。ただ身につけるだけでなく、愛着を持ち気にかけることで、その効果が更に大きくなるとされています。アメジストが疲れてきたと感じたら、まずはゆっくり休ませてあげましょう。その時「いつもありがとう」「お疲れ様」「大好きだよ」など、アメジストに対し愛の言葉をかけることで、浄化を促してくれます。言葉には言霊があり、口に出すことで力を発揮します。優しい言葉でアメジストを包み込むのをイメージし、愛情を持って労いましょう。
フラワーエッセンスでの浄化
フラワーエッセンスとは、エネルギーの高い土で育った花々のエキスを清水などに転写したもので、アロマなどで使用するエッセンシャルオイルなどとは別物で、大自然のパワーを移した波動水です。清らかな水に数滴のフラワーエッセンスをたらし、数分間アメジストを浸けておきます。また、スプレータイプのもの石に直接ふきつけて浄化を行います。その後きれいに洗い流しましょう。水を使用するため、アクセサリーなどの貴金属部分などは注意が必要になります。
してはいけない浄化方法
太陽光での浄化はNG
日光に当て、太陽の大きなパワーを吸収する浄化方法もあります。ですが、アメジストに太陽光は禁物です。アメジストは熱や光に弱い性質があり、超時間当ててしますと色が変色してしまいます。一度落ちてしまった色をもとに戻すことはできません。変色し、アメジストの美しい輝きがなくなってしまう場合がありますので、太陽光を利用しての浄化は避けましょう。また、月光浴での浄化をする場合、夜から浄化をしそのまま忘れてしまうと、せっかく月のパワーで満ちたアメジストが太陽光により変色してしまいますので注意が必要です。
アメジスト 浄化のタイミング・頻度
最低でも一ヶ月~二ヶ月に一回くらいは浄化を行うのが良しとされていますが、決まった浄化の頻度などは特にありません。直感的に「そろそろかな…」と感じたら浄化をしましょう。また、自分で頻度を決めて行うのもいいとされています。毎月○日や、毎週○曜日にするなど決め、ご自身の生活スタイルや時間の余裕などを考慮し、頻度を決めて行うことで習慣化できます。そうすることで常にアメジストのパワーが満たされた状態をキープできます。また、誰かに譲り受けたり、自身で購入した際、まずはじめに浄化をしたほうが良いでしょう。新しく共にスタートし、自身のお守りとしての効果を高めるために、まずは全てを一度リセットしましょう。
アメジスト 休息の場
アクセサリーなど身に付けるものは、帰宅後に外して置く場所を決めるといいとされています。私達人間も、家の中で落ち着く場所というのがありますね。ソファーに座りながら読書をするのが落ち着いたり、ベッドでゴロゴロするのが好きだったり。人により、落ち着く場は色々ありますが、アメジストにもそういった所を作ることが必要です。アクセサリーケースの中やテーブルの上など、場所はどこでも構いませんが、大事なのはコロコロ変えたりせず、使用後は必ずそこへ戻すということです。家の中に居場所を作ることで、自身とアメジストとの共存関係がより強まり、守護の力が強力になるとされています。また、置く場所に水晶タンブルなどを敷くことにより、アメジストのエネルギー補給に繋がるので、本格的な浄化の頻度も少なくすみ、常にパワーがある状態が維持できます。
アメジスト 洗浄
浄化とは別に、アメジストの表面などによごれやほこりなどが付着する時もあります。アクセサリーとして使用している場合、汗や外の空気などで汚れたりします。また、身につけることで傷がついてしまったりといった場合もありますので、メンテナンスをする必要があります。
柔らかい布で拭く程度でも表面の汚れはキレイになりますが週に一度位の頻度で、アメジストをねぎらい、守護してくれている感謝を込めて丁寧に掃除をすると愛着も湧き、常に美しく輝く姿を維持することができます。
まずは洗浄の準備をしましょう
- 平らな場所にキッチンタオルを置きます。
テーブルの上やカウンターの上など、平らな場所にタオルを敷いておきます。洗浄後、ここにアメジストを置き乾かすため、不安定な場所は避け、アメジストを置いても安定するところを選びます。
- ボウルに石鹸水を入れます。
アメジストがしっかり浸るくらいの深さのボウルやお皿に石鹸水を作ります。使用する洗剤は中性洗剤を使用し、なるべく温水で洗いましょう。極端に冷たかったり熱かったりした場合、アメジストに亀裂が入ってしまう場合もあるので注意が必要です。
アメジストの掃除
- 石鹸水にアメジストを浸します
アメジストを磨く前に、約15~20分ほどアメジストを石鹸水に浸し汚れを浮かせ、落としやすくします。
- 歯ブラシなどでアメジストを磨きます
汚れを浮かせたあと、表面の汚れやほこりなどを完璧にキレイにします。汚れの付着がひどいと、30分程度時間がかかってしまう場合もあり大変ですが、美しさを取り戻すため頑張りましょう。
- きれいな水で洗い流します
汚れが全て取れたらきれいな水で洗い、完璧にきれいにします。この時もなるべく温水を使用しましょう。また、小さく洗い流すのが難しい場合、ボウルやお皿にきれいな水を入れ、その中で洗います。石鹸がついたままになってしまうと、それが汚れの原因になり、場合によっては損傷してしまうこともありますので、しっかりと洗い流します。
- アメジストを乾燥させます。
最初に用意したタオルの上に置き、アメジストを自然乾燥させます。アメジストは熱に弱いのでドライヤーなどの使用は避け、必ず自然乾燥させてください。アメジストは自然光でよく乾きますが、太陽光を超時間当てると変色してしまう恐れもありますので、注意してください。