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アンバー(琥珀)【パワーストーン・天然石完全ガイド】効果・意味・原石・誕生石を徹底解説!

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アンバー(琥珀)パワーストーン天然石完全ガイド】効果・意味・原石・誕生石を徹底解説!パワーストーンはその石にとって様々な効果や意味があります。今回はアンバー(琥珀)の効果・意味、原石、英語表記指輪やネックレスなどファッションアイテムもご紹介します。

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アンバー(琥珀)とは

名称アンバー
和名 通称琥珀
英語表記 名称anbar
フォールスネーム(false name)
石言葉・神話『太陽の石』『長寿,健康、安産の守り石』ギリシャ神話に出てくる英雄・メレアグロスの死を察した鳥たちが流した涙が琥珀になったという神話があります。
チャクラアライメント
名前の由来アラビア語で龍涎香のような薫香を意味する「anbar」に由来します。
効果精神の安定、エネルギーの活性化、自己肯定、円滑な人間関係、余計な力を抜く、癒し、緊張緩和、本番、勝負に強くなる
意味燃える石
原石
誕生石
お値段 相場原石は¥4,327円~。色合い、虫等混入している種類によって価格は大きく変わる。
アイテム指輪、ネックレス、イヤリング、ピアス
色、カラー黄金色
原産地ロシア、ポーランド、ドミニカ 、ドイツ、リトマニア等
成分C10H160+H2S
結晶系非晶系
モース硬度2~2.5
比重1.05~1.10
はちみつ色、白色、黒色、赤、緑
類似石コーパル

琥珀は3000万年以上も昔に樹脂が固まって土の中で生成され化石化したと言われている数少ない有機物です。有機物で有名なのはサンゴ、パール、べっ甲です。色ははちみつ色です。琥珀(アンバー)は陸の地層から見つかる山琥珀(ピットアンバー)と海岸地層から発見される海琥珀(シーアンバー)があります。

神秘的な力を持ち、その優しい色合いから「太陽の光を閉じ込めた石」とも呼ばれていますが樹脂が原料のために「湿った石」とも言われています。

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遥か昔には位の高い者のみ持つのが許された石で魔除けにも使われてました。ギリシャ時代より祈祷師が儀式を執り行うときにお守りとして身につけていたとも言われています。

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映画「ジュラシックパーク」のおかげ?

アンバーを一躍有名にしたのが映画『ジュラシック・パーク』です。劇中では恐竜時代に琥珀に閉じ込められた蚊の体内から恐竜の血液を回収し、DNA解析によって現代に恐竜を蘇らせました。この話を聞くと琥珀を知らなかった人でもあーあの時の化石か!と思い出す人も出てくるかもしれません。

実際のところ、DNAを抽出して再現することは不可能ですが、2000万年以上昔に生きた蚊などの昆虫がそのままの形で閉じ込められているというのはロマンを感じますよね。しかし本当に恐竜を蘇らせたら恐ろしいですよね。

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実際にはこうして虫や、葉っぱなど混入するケースも多いです。これは本当に自然が長年かけて作りだした偶然による産物です。なのでとても価値があります。種類によって値段が跳ね上がります。実際に発見された混入物としては、クモ、クモの巣、ミミズ、蛙、甲殻生物、花、木の葉、羽毛などで、これらはおよそ130万年前のものと考えられています。

アンバ-(琥珀)の産地・産出地

バルト海沿岸の国々、ロシア、ポーランド、ドイツ、デンマーク、リトアニアなどが挙げられます。特にロシアが大半のアンバー(琥珀)を摂取してると言われています。ドミニカでは稀少なブルーアンバーが産出されています。

なぜバルト海沿岸でアンバー(琥珀)が多く産出されるのか

太古の樹液特定の条件を満たし、空気が遮断される事によってだんだん硬くなりアンバーとなります。バルト海沿岸は3千年前には大森林だったようです。地層の埋もれて海底深く沈んだ多くのアンバーが変動した地層によって浮かび上がり、海岸へ押し流されてきているからです。

日本でもアンバー(琥珀)が取れる?

日本でも取れます。岩手県久慈市、福井県いわき市、千葉県銚子市などで産出されています。質がいいのですが数は少ないです。

アンバー(琥珀)に似ている石

コーパルです。「若いアンバー」と呼ばれています。樹脂が琥珀になるまでの期間は、諸説ありますが、大体数百万年から数千万年位といわれています。

それに比べコーパルは10万年から千万年程度といわれています。なので反化石状態と言われ、アンバー(琥珀)になるには気が遠くなるほどの歳月が必要となりますね。

アンバー(琥珀)の起源

ヨーロッパと琥珀の関わりは古く、約1.5万年前、デンマークの遊牧民族が装身具・護符などに利用されるようになりました。琥珀は当時、琥珀は北方の金といわれ同じ重さの金と琥珀が交換されるくらい高価なものでした。貴族のみアンバーを持つことを許可され、一般庶民が所持すると罰せられ、ひどい時は処刑もされた事もあったようです。

アンバー(琥珀)の神話

ー英雄・メレアグロスの死を察した鳥達が流した涙が琥珀になった。

ー人魚姫が王子との恋に破れ流した涙が固まり琥珀になった。

ー太陽神の息子パエートンの暴走を見かねた神ゼウスはパエートン雷霆を投げて撃ち落とし、パエートンは河口付近の落ちて死んでしまう。兄弟の死を嘆き悲しんだ姉妹が流した涙が固まって琥珀となり、姉妹はその場を離れられずそのままポプラの木になった。

アンバー(琥珀)は涙がモチーフになる神話が多いです。樹液で作られた琥珀は軽く水に浮きます。海で漂ってる姿を”雫””涙”に例え、ロマンティックな神話が生まれたのでしょうか。

アンバー(琥珀)の語源

アンバー(琥珀)の語源はアラビア語の「龍涎香」を意味するアンバーグラスから来ています。龍涎香とはマッコウクジラの体内にできる結石であり、香料として使用されていました。アンバー(琥珀)、龍涎香共に浜辺に流れてくるので龍涎香と同じ種類と思われていて、それがいつのまにかアンバーと呼ばれる事になりました。

中国では虎が死んだ後に石になるという意味で琥珀と名付けられました。

アンバー(琥珀)の効果

太陽の光、エネルギーを貰いその光とエネルギーを閉じ込めてるアンバー(琥珀)は生命力をはぐくむ力を持っています。本来の自分の力を出せるように導いてくれます。リラックス、不安感を取り除く効果があり、溜まっている不要なエネルギーを循環してきれいにしてくれます。

”余分な力を排出してくれる。”

それがアンバー琥珀の最大の魅力だと思います。

アンバー(琥珀)の意味

本来の力を出せず窮屈になっているこの世の中で光を当ててくれる、あがり症や緊張をほぐす。邪気払いをしてくれます。温かく自然な状態で長寿の石としても人気があります。

琥珀は心身のエネルギーを上手にに流すサポートをしてくれます。余分なエネルギーを流してくれ、必要なエネルギーだけを上手に残してくれます。前向きに生きる力を与えてくれ、人の心も癒してくれます。またあがり症で常に人の目が気になる、日々の落ち込みが激しい人は安らぎを与えてくれるので精神的に疲れてる人にとっては力になってくれる石でしょう。

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また健康を守ってくれる石としても有名です。長寿、健康、安産の守り石としても使われています。そして黄金色であるため金運、財運を呼び込むとも言われています。

アンバー(琥珀)の力が発揮できる職業は?

アンバー(琥珀)の持つパワーを発揮できる職業は接客業、小売業、芸能、音楽、美容関連、医療福祉関連です。

人に元気を与えたり、安らぎを与える職業に向いている石ですね。

アンバー(琥珀)のアクセサリーの紹介

それではここでアンバー(琥珀)のアクセサリーの紹介をします。

幸せを呼ぶ宝石

ヨーロッパでは「幸運をプレゼントする」という意味があると言われ、特にイギリスでは結婚10年目は「琥珀婚」と言われ贈ると幸せになる言われています。また東洋では病魔から身を守るお守りとして子供に持たせたり、不老長寿のお守りとして大人に送られたりします。

アンバー(琥珀)は擦ることで帯電効果を得られると言われているため、あがり症の方や特になにか力を借りたい場面では指で優しく擦ると良いと言われています。

地球と大自然のオーラを感じさせてくれる琥珀は身に着けているだけで元気をもらえる万能の石かもしれませんね。

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